
※この記事は2025年12月時点の情報です。営業時間や料金は変更になる場合があります。タオルは持参推奨です。
「ドライブで歩き回って汗をかいたから、さっぱりしたい!」
「帰りの運転の前に、温泉で疲れをとりたい。」
活火山・阿蘇山を擁するこのエリアは、掘ればお湯が出ると言われるほどの温泉天国です。
茶褐色のにごり湯、肌がツルツルになる美肌の湯、コバルトブルーの神秘的な湯…。
今回は、数ある温泉の中から「日帰りで楽しめる」かつ「ロケーションが最高」な4スポットを厳選しました。
【内牧温泉】屋上から涅槃像を一望「阿蘇プラザホテル」

「阿蘇五岳(お釈迦様の寝姿)を眺めながらお風呂に入りたい」
そんな贅沢な願いを叶えてくれるのが、内牧温泉の名門「阿蘇プラザホテル」です。
最上階にある露天風呂「峰望の湯(ほうぼうのゆ)」は、その名の通り阿蘇の山々を一望できる特等席。
遮るものが何もない屋上から、風を感じて入る温泉は開放感抜群です。
💡 ポイント:
内牧温泉の源泉かけ流しで、泉質も折り紙付き。
阿蘇観光の中心地にあるので、ランチや観光のついでに立ち寄りやすいのも魅力です。
| 施設名 | 阿蘇プラザホテル |
|---|---|
| 特徴 | 屋上絶景露天、源泉かけ流し |
| 場所 |
〒869-2301 熊本県阿蘇市内牧1287 📍 Googleマップでルート検索 > |
【わいた温泉】神秘のコバルトブルー「豊礼の湯」

阿蘇の北側、小国町エリアにある「豊礼(ほうれい)の湯」。
ここの特徴は、なんといってもお湯の色。日によって透明から鮮やかな「コバルトブルー」に変化する神秘的な温泉です。
コインタイマー式の「貸切風呂(家族風呂)」がたくさんあるので、カップルや家族連れでも気兼ねなく楽しめます。
さらに、温泉の蒸気で卵や野菜を蒸す「地獄蒸し」体験ができるのも魅力!
お風呂に入っている間に卵をセットしておけば、湯上がりにはホクホクの蒸し卵が完成していますよ。
| 施設名 | 豊礼の湯(ほうれいのゆ) |
|---|---|
| 特徴 | 青いお湯、地獄蒸し、24時間営業(露天) |
| 場所 |
〒869-2504 熊本県阿蘇郡小国町西里2917 📍 Googleマップでルート検索 > |
【南阿蘇】足元から湧く奇跡の湯「地獄温泉 青風荘.」

「秘湯」という言葉がこれほど似合う場所はありません。
200年以上の歴史を持つ「地獄温泉 青風荘.(せいふうそう)」です。
名物は、浴槽の底から源泉が直接湧き出ている「すずめの湯」。
加水も加温も一切していない、生まれたての「泥湯」です。
硫黄の香りが強く、入った瞬間から「これは体に効く!」と直感できる濃厚な温泉です。
※「すずめの湯」は混浴ですが、湯浴み着(レンタルあり)着用必須なので女性でも安心です。
| 施設名 | 地獄温泉 青風荘. |
|---|---|
| ジャンル | 足元湧出温泉、泥湯 |
| 場所 |
〒869-1404 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽2327 📍 Googleマップでルート検索 > |
【黒川温泉】風情ある町並みで「湯めぐり」

最後は、やっぱり外せない「黒川温泉」。
阿蘇中心部から車で約40分かかりますが、その風情ある町並みは一見の価値ありです。
黒川温泉の特徴は、「入湯手形(にゅうとうてがた)」を使った湯めぐり。
1枚1,300円(※価格は変動あり)の手形を買えば、お好きな3ヶ所の露天風呂に入れます。
洞窟風呂や、滝が見えるお風呂など、各旅館が工夫を凝らした露天風呂をハシゴする楽しさは、黒川ならではの体験です。
♨️ 温泉巡りには車が必須です ♨️
阿蘇の温泉地は山の中に点在しています。
バスや電車の時間を気にせず湯巡りを楽しむなら、レンタカーを借りておくのが正解です。
まとめ:阿蘇の思い出は、いいお湯と共に

絶景、神秘的な色、歴史ある泥湯、そして温泉街の情緒。
阿蘇の温泉は、単に体を洗う場所ではなく、五感で楽しむエンターテインメントです。
旅の最後にお気に入りの温泉を見つけて、ポカポカの体のまま帰路についてくださいね。